Xで新しい人に届くポストの作り方|「止める→読ませる→持ち帰らせる」5ステップ

Xで新しい人に届くポストの作り方

毎日Xを続けている。

読者が自然に「もう少し知りたい」と思える順番を作るイメージです。

リプをもらえるようになった。いいねを押してくれる人も増えた。少しずつ名前を覚えてもらえている感覚もある。

それなのに、投稿によってはいつもの人にしか見られていないような感覚が残る。

  • インプレッションがなかなか伸びない
  • 新しいフォロワーが増えない
  • 共感ポストを書いても広がらない
  • ノウハウを書いても読まれない
  • 何を書けば知らない人に届くのか分からない

僕自身、Xを30人ほどの状態から続け、3か月ほどで5,000人を超えるところまで来ました。

ただ、ここまで来て分かったことがあります。

「既存フォロワーとの交流」と「まだ自分を知らない人へ届ける投稿」は、同じ作り方ではありません。

フォロワーが増えれば、何を書いても多くの人へ届くわけではなかったんです。

むしろ交流でつながった人から反応をもらえるようになったからこそ、僕はしばらく「反応されている=投稿そのものが新しい人にも届く形になっている」と勘違いしていました。

そこで最近は、新しい人にも届けたいポストを書くとき、次の5つの流れを意識しています。

  1. 止める
  2. 続きを読ませる
  3. 自分を重ねてもらう
  4. 体験・理由を渡す
  5. 持ち帰れるものを残す

この記事では、単に「バズる文章」を作る方法ではなく、自分のことを知らない人でも自分事として読み始められるポストをどう作るかを、僕自身の失敗や書き方の変化と一緒にまとめます。

目次

交流できるようになっても、新しい人には届かなかった

交流できるようになっても、新しい人には届かなかった

Xを始めたころ、僕がまず力を入れたのは交流でした。

自分からリプをする。反応してくれた人へ返す。朝の投稿を続ける。

これを繰り返していると、少しずつ毎日のように反応してくれる人が増えてきます。

朝ポストも、何百回と見られる日が増えました。

でも、投稿ごとの差はかなり大きい。

同じアカウントで投稿しているのに、よく見られる日もあれば、思ったほど広がらない日もあります。

ここで最初は、

  • 投稿時間が悪かったのかな
  • もっと交流した方がいいのかな
  • 投稿回数を増やした方がいいのかな

と考えていました。

もちろん、時間帯や交流も大切です。

ただ、それだけでは説明できない差がある。

投稿そのものを見比べていくうちに、一つ大きな違いに気づきました。

既存フォロワーは「誰が書いているか」を知っています。でも、新しい人は僕のことを何も知りません。

いつも交流している人なら、

今日はブログを進めます。

と書いても、「ねおさん、今日もやってるな」と読んでくれるかもしれません。

でも、僕を初めて見る人にとっては、僕が今日ブログを書くこと自体にはまだ興味がない。

だから、新しい人に届けたい投稿では、「僕の話」から始める前に、「読んだ人の中にある何か」と接続する必要があると考えるようになりました。

なお、僕が30人から5,000人まで増える過程で何をしてきたのかは、こちらの記事にまとめています。

Xフォロワー30人から5,000人へ|3か月で実践した発信と交流の積み上げ方

新しい人に届くポストは5ステップで考える

新しい人に届くポストは5ステップで考える

僕はいま、新しい人へ届けたいポストを作るとき、文章全体を5つの段階に分けて考えています。

ステップ役割
①止める最初の1〜2行で「自分に関係ありそう」と思ってもらう
②読ませる続きを知りたくなる理由を作る
③重ねてもらう「これ、自分のことかも」と感じてもらう
④体験・理由を渡す自分の経験や失敗から話の根拠を作る
⑤持ち帰らせる読んだあとに使える言葉・判断基準・行動を残す

大事なのは、一つのポストに大量の情報を入れることではありません。

読まれる順番を作ること。

どれだけ役立つことを書いていても、最初の数行で「自分には関係ない」と判断されれば、その先は読まれません。

逆に、最初に興味を持ってもらえても、最後まで読んだあとに何も残らなければ、次の投稿まで覚えてもらうのは難しい。

ここからは5つを順番に見ていきます。

①知らない人の指を止める

最初に変えたのは、ポストの「入口」です。

以前の僕は、朝ならこんな始め方をよくしていました。

おはようございます。
今日も朝活スタートです。

これは悪い投稿ではありません。

いつも見てくれている人との挨拶や交流には、とても使いやすい。

ただ、新しい人へ届けたい投稿として考えると、少し弱い。

なぜなら、初めて僕を見る人からすると、まだ「この人が今日朝活すること」に興味を持つ理由がないからです。

そこで最近は、先に読者が自分を重ねられる言葉を置くようにしています。

やった方がいいと分かっているのに、なぜか動けない。

あるいは、

ちゃんと分かってから始めようとすると、何も始まらない。

こうすると、僕を知らなくても、その悩みを経験したことがある人なら文章に入ってこられます。

新規向けポストの入口では、「自分が言いたいこと」より先に「相手が反応できる言葉」を置く。

僕はいま、ここをかなり意識しています。

②続きを読ませるために、最初から全部説明しない

指を止めてもらえたら、次は続きを読んでもらう必要があります。

ここで以前の僕がよくやっていたのが、最初に結論を全部説明してしまうことでした。

行動するためには、完璧を求めずにまず始めることが大切です。

言っていることは間違っていません。

でも、一文で話が完結しています。

そこで、少しだけ未完了の状態を残す。

ちゃんと準備してから始めたい。
僕はこの考え方で、何度も動けなくなりました。

すると、

  • なぜ動けなくなったのか
  • そのあと何を変えたのか
  • 自分にも当てはまるのか

と、続きを読む理由が生まれます。

ここでいう「続きを読ませる」は、わざと煽るという意味ではありません。

読者が自然に「もう少し知りたい」と思える順番を作るイメージです。

③「これ、自分のことかも」と重ねてもらう

僕はHSS型HSPやADHDに似た気質をテーマの一つとして発信しています。

ただ、新しい人へ届けたいとき、最初から属性名だけで話を始めると、入口を狭めてしまうことがあります。

たとえば、

HSS型HSPは考えすぎて行動できなくなることがあります。

と書くより、

失敗したくなくて何通りも先を考えているうちに、何も始められなくなる。

と書いた方が、HSS型HSPという言葉を知らない人にも伝わります。

先に「経験」を共有してもらい、そのあとで自分の気質や体験につなげる。

これは僕自身、かなり大きな変化でした。

属性で入口を作るのではなく、「その人も経験したことがある場面」で入口を作る。

そうすると、自分を知らない人にも「これ、自分の話かもしれない」と思ってもらいやすくなります。

④一般論ではなく、自分の体験や失敗を渡す

新しい人へ届けたいからといって、読者の悩みだけを書けばいいわけでもありません。

そこから先は、自分の体験へ戻します。

たとえば、

完璧を求めないことが大切です。

だけなら、よく見かける一般論で終わります。

僕なら、そのあとに、

僕も以前は、攻略法を全部調べてから動こうとしていました。
でも実際には、調べている間に選択肢ばかり増えて、余計に動けなくなったんです。

という自分の失敗を入れる。

さらに、

それからは「正解を探してから歩く」のではなく、「歩きながら地図を描く」と考えるようにしました。

と、自分が変えたことまで渡します。

こうすると文章が「誰にでも言える話」から、その人自身の経験から出てきた言葉へ変わります。

Xでノウハウを書くときも、僕はいま「教える」より先に、

  • 何を試したか
  • どこで失敗したか
  • 何に気づいたか
  • 次に何を変えたか

を書くようにしています。

この方が、今の自分にも合っています。

⑤読んだ人が一つ持ち帰れるものを残す

最後に意識しているのが、読んだあとに何を残すかです。

共感だけでも、読んだ瞬間は「分かる」と感じてもらえます。

でも、僕はできればそこにもう一つ、明日使えるものを残したい。

たとえば、

  • 次に同じ場面が来たときの判断基準
  • 試せる小さな行動
  • 覚えておきたい一言
  • 今までとは違う見方

です。

僕は最近、その日に気づいたことを「レンガ」と呼んで残しています。

レンガは、ただ覚えておくための言葉ではありません。

次に同じ場面が来たとき、自分の行動を変えるための判断基準です。

Xのポストも同じで、読み終えた人の中に小さなレンガを一つ残せたら強い。

「いい話だった」で終わらず、「次からこれを使ってみよう」が一つ残るポストを目指す。

これが、僕が考えている5ステップの最後です。

Before・Afterで見る、新規向けポストの変え方

Before・Afterで見る、新規向けポストの変え方

ここまでの話を、実際の書き方に近い形で比べてみます。

僕自身も毎回うまくできているわけではありません。

ただ、投稿を見直すときは、次のような違いを見るようになりました。

例1|自分の朝から始める→読者の悩みから始める

Before

おはようございます。
今日も5時からブログ作業を始めます。

After

時間がないと「今日は何もできない」と思ってしまう。

僕も前はそうでした。
でも30分しかないなら、30分で明日の自分に何を残せるかを考える。

Afterでは、僕の朝を知らなくても「時間がない」という経験から文章に入れます。

例2|ノウハウを教える→失敗から気づきを渡す

Before

Xを伸ばすには、冒頭文を工夫することが大切です。

After

フォロワーが増えても、投稿は勝手に伸びませんでした。

僕が勘違いしていたのは、交流で反応される投稿と、知らない人が止まる投稿を同じものだと思っていたこと。

最初に変えたのは「何を書くか」ではなく「誰の言葉から始めるか」でした。

同じ「冒頭文が大事」という内容でも、自分の失敗を通すことで具体性が出ます。

例3|抽象的な励まし→次に使える判断基準を残す

Before

焦らず一歩ずつ頑張りましょう。

After

全部できない日は、できなかったことを数えない。

残っている時間で、明日の自分に何を一つ残せるかを見る。

今日の30分を「失った一日」にしないために。

後者なら、次に時間が足りなくなったとき思い出せる判断基準が残ります。

ここに挙げた例は「この書き方なら必ず伸びる」というテンプレではありません。

僕自身も投稿ごとの数字を見ながら、どこで読まれなくなっているのかを試している途中です。

新規向けポストでやめた5つのこと

新規向けポストでやめた5つのこと

5ステップを意識するようになってから、「何を足すか」だけでなく「何をやめるか」も見るようになりました。

1.いきなり自分の近況から始める

「今日は○○します」「昨日○○しました」は、僕を知っている人には届きやすい。

でも新規向けでは、先に相手が入れる入口を作ります。

2.挨拶を必ず一行目に置く

挨拶そのものをやめたわけではありません。

交流が目的なら「おはようございます」から始める日もあります。

ただ、新しい人にも届けたい投稿では、共感できる一言を先に置き、挨拶を後ろへ移すことがあります。

3.正しいノウハウだけを書く

情報だけなら、もっと詳しい人がたくさんいます。

だから僕は、知識だけでなく「自分が何を試してどう感じたか」をできるだけ入れます。

4.抽象的ないい話だけで終わる

「頑張ろう」「一歩ずつ進もう」だけでは、読む人によって意味が変わります。

できれば、何を一歩とするのかまで具体化します。

5.一つの投稿ですべて説明しようとする

伝えたいことが多いほど、文章は長くなります。

でも、情報を全部入れることと、伝わることは同じではありません。

僕はいま、投稿ごとに「この一つだけ残ればいい」と決めるようにしています。

一つのポストで一つのレンガを残す。

そう考えると、詰め込みすぎも減らしやすくなりました。

すべての投稿を新規向けにする必要はない

すべての投稿を新規向けにする必要はない

ここまで読むと、すべてのポストを「新しい人へ届ける形」に変えた方がいいように思えるかもしれません。

でも、僕はそう考えていません。

Xには、投稿ごとに違う役割があるからです。

投稿主な役割
既存フォロワーとの関係・認知を積み上げる
質問や軽い交流で接点を作る
15時前後短い主張や言葉を試す
テーマを深掘りし、新しい人にも届く形を試す

もちろん、これは僕が現在試している役割分担です。

毎回きれいに分けられるわけではありません。

それでも、

この投稿は誰との関係を作るためのものか?

と考えるだけで、かなり書きやすくなりました。

朝ポストで既存フォロワーとの交流や認知を積み上げる方法については、こちらの記事で詳しくまとめています。

Xの朝ポストで600〜1,000インプへ|交流と認知を積み上げる作り方

また、そもそも「1日に何回投稿するのか」「時間帯ごとに何を担当させるのか」は、こちらでまとめています。

Xは1日何回投稿する?朝・昼・夕・夜で役割を分ける運用方法

投稿前に30秒で確認する5つのチェックポイント

投稿前に30秒で確認する5つのチェックポイント

新しい人にも届けたい投稿を作ったら、最後に次の5つを確認します。

  1. 僕を知らなくても、最初の一文の意味が分かるか?
  2. 2行目を読みたくなる理由があるか?
  3. 読者が「自分にもある」と重ねられる場面があるか?
  4. 一般論だけでなく、自分の体験が入っているか?
  5. 読み終えたあと、一つ持ち帰れるものがあるか?

全部を毎回完璧に満たす必要はありません。

僕自身も、投稿したあとに「これは自分の話から始めすぎたな」「結局何を伝えたいのか曖昧だったな」と気づくことがあります。

でも、その失敗も次の投稿を変える材料になります。

伸びなかったポストは失敗ではなく、「次にどこを変えるか」を教えてくれる実験データ。

僕は今、そんな見方でXを続けています。

まとめ|知らない人が「自分の話だ」と思える入口を作る

まとめ|知らない人が「自分の話だ」と思える入口を作る

Xを続けて交流が増えても、それだけで新しい人へ届くとは限りませんでした。

既存フォロワーは僕を知っています。

でも、初めて投稿を見る人は、僕が誰なのかも、何をしているのかも知りません。

だから、新規向けポストでは最初から自分の話をするのではなく、

  1. 止める
  2. 続きを読ませる
  3. 自分を重ねてもらう
  4. 体験・理由を渡す
  5. 持ち帰れるものを残す

この順番を意識するようになりました。

目指しているのは、すべての投稿をバズらせることではありません。

まずは、まだ僕を知らない一人がタイムラインで立ち止まり、

「あ、これ自分の話かもしれない」

と思ってくれる入口を作ること。

そして読んだあとに、一つでも明日の行動を変えるものを残すこと。

僕自身、まだ試している途中です。

これからも実際の表示数や反応を見ながら、冒頭の作り方、共感の入れ方、夜ポストの構成などを一つずつ検証していきます。

知らない人に届けたいなら、「自分が何を言いたいか」の前に、「その人がどこから入ってこられるか」を考える。

今のところ、これが僕の一番大きな判断基準です。

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この記事を書いた人

HSS型HSPの気質を持つ「ノマド・ワークプレイス・ラボ」主宰。新しいことに飛びついては「中途半端」に終わる自分に悩み、行き着いたのは”場所を固定しない”働き方でした。重いPCを手放し、タブレット1枚で車内やカフェを自分だけの研究室(ラボ)に変える「心地よい生存戦略」を日々実験・発信しています。

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